こちらの物件は、石積みの塀が経年で黒く汚れてしまい見栄えが悪いので、お客様はコンクリートでの美装をご要望でした。
しかし、当社では高圧洗浄のみで新設のように美しく甦ると判断。そちらでの施工をお勧めしました。
お客様のご要望の修繕内容をお訊きしても、当社の判断でそこまでする必要の無い工事である場合、それをお勧めしません。
経年や建物の状況、あらゆる条件を総合的に判断して、お客様にもっとも利益のある工事をお勧めするようにしています。
「すべてはお客様のために」を当社の方針として、長年の経験と実績を生かした適切なアドバイスを致します。
お客様のご要望 | 当社のご提案 | |
施工内容 | コンクリート増し打ち補強 | 温水高圧洗浄 |
施工費用 | 300万円 | 60万円 |
1. 調査・診断
RC構造物・建築物の劣化・損傷原因は、経年・環境・物理的要因・施工など様々な原因から発生します。適切な補修補強・機能改善を実施するためには、その劣化・損傷がどのような理由で発生しているかを的確に把握することが重要です。この劣化現象に対し当社では、調査・診断を有資格者が対応します。
2. コンクリート新築物件の化粧
当然のことですが、コンクリート打ち放し壁は、塗装やタイルなどの仕上げ工程がありません。 そのため、新築の場合でもRC打ち放し壁には、人間で例えますと女性がお化粧をして綺麗にするように、コンクリート本来の質感を損ねることなくお化粧を施し、 特殊保護塗膜(クリヤーコーティング)で保護するので高耐久な仕上がりになります。
3. コンクリート部分補修・色合わせ
コンクリート打ち放しは、型枠に流し込んでできた剥き出しのコンクリートの素材を活かした、高度な知識と技術が要求されます。
新築工事でも徹底した現場管理と高度な技術を併せ持っても、さまざまなトラブルを誘発します。
主なトラブルとしては、ジャンガ(骨材が見える状態)、ひび割れ、アバタ、色むら、モルタルの補修跡、さび色跡などがあります。
このようなトラブルを解決します!
ご予算の都合上、全面施工が無理な場合に!(注:全面補修になる場合があります。)
4. コンクリート建築物の改修・再生
当社のコンクリート打ち放し再生は、経年劣化でボロボロになったもの、ひび割れ、雨などで黒ずんで傷んでしまったコンクリート打ち放し壁を、新築時のようにコンクリート打ち放しを美しく再生します。
「ひび割れ」など悪い箇所を補修し、 「色調整」を施し、特殊保護塗幕(クリヤーコーティング)で保護するので高耐久な仕上がりになります。
5. コンクリート打ち放し調デザイン
新設・既存のブロック塀、門柱壁、内外装ボード(PB、サイディング無塗装、セメント押出形成素板)をRC打ち放し調デザインにできます!
RC打ち放し調の施工費は、実際にRCで造るより安価で施工することができます。
仕上がりは、本物のコンクリート打ち放しの様にリアルに、更に、特殊保護塗幕(クリヤーコーティング)で保護するので高耐久な仕上がりになります。
6. コンクリート杉浮造り調デザイン
RC杉板浮造り(うづくり)デザインとは、モルタルと杉板を使用し、モルタルの表面を木目模様が際立った(木の木目を浮き上がるように仕上げとしたもの)仕上げをしたものです。
木目調に色仕上げすることもできます。 一般的には、杉板などで作成した型枠にコンクリートを流し込んで施工しますが、その場合は、打ち放し仕上げになるため、型枠をバラしてみないと仕上がりが分かりません。そのため、出来栄えの悪い部分(ジャンカ、アバタ、表面剥がれ等)が発生するなど、難しい面があり、ハイリスクです。 「RC杉板浮造りデザイン」は、6~7㎜程度の薄塗り工法ですので、壁下地がある上に施工できます。内装の場合は、石膏ボードにも施工可能です。(PB:2層張り下地を推奨しています。)(外装の場合は、メタルラス/モルタル下地を推奨しています。)
※浮造り(うづくり)仕上とは・・・木目の柔らかい部分(夏目)を削り、固い部分(冬目)を浮き出させ、表面の木目の模様が際立つ仕上げのこと。
7. RC杉板打ち放し・部分補修
杉板型枠コンクリート打ち放しは、杉板型枠に生コンクリートを流し込んで施工します。その場合、打ち放し仕上げになるため、型枠をバラしてみないと仕上がりが分かりません。特に、杉板型枠の場合、一般的に使用されている塗装合板と比べて生コンの流動性が悪く、高度な生コン打設技術が必要です。
そのため、出来栄えの悪い部分(ジャンカ、アバタ、表面剥がれ、杉板模様がハッキリ出ない等)が発生しやすくなります。
当社の補修技術でコンクリート打ち放し独特の質感・表情に復元(リペア)し、よりリアルに、より現場の雰囲気に溶け込んだ自然な仕上がりになります。
8. コンクリート床改修
今までの床仕上げといえば、「塗る」「貼る」が主流でしたが、現在は、コンクリートの素地を直接磨く新しい仕上げが注目されています。
コンクリート床を艶やかな床へ磨き上げる為「鏡面仕上げ」とも言われており、その表面は照明が反射するほどの光沢と強度を兼ね備えています。
9. 延命保護・防水
当社の『ポルトグラス』は、新設、既設を問わず、コンクリート構造物・建築物の耐久性の向上、防水・防湿、塩害・凍害の防止、
中性化の抑制と多機能でありながら低コスト化を実現し、施工性と長期耐久性に優れた次世代防水と延命の「けい酸塩系表面含浸材」です。
『ポルトグラス』は、構造物の外見を変える事なく構造物の性能を向上させる事が可能です。基本原理である「コンクリート表面に浸透→空隙にゲルを充填→緻密化」を広範な使用環境で発揮できます。
このゲルの反応生は、コンクリート自体を防水層へと変化させ長期にわたり効果を持続します。